クロス・ユニバースの対戦結果は、大体デッキで8割決まる。
例えば、ツバメビートでは、〈氷結〉や〈スノー・エンジェル〉などが入っているデッキには非常に不利になる。
そして、ツバメビートの考えとしては、それらのカードに対策するぐらいなら、自分のデッキを特化させて他のデッキに勝てるように調整する方が全体の勝率は高くなる。

しかし、勝敗を分ける2割ぐらいはプレイングの差が出てくる。
トップレベルの戦いでは、プレイングミスをすれば、ほぼ負けとなる。
そして、高度な読み合いと呼ばれるものも確かに存在する。

例えば、こちらのターンに、〈ボルテック・センチピート〉と〈自壊する泥人形〉の同時攻撃(攻撃力800)で相手の〈悪意を撒く者〉(防御力700)を攻撃したとき

攻撃宣言に〈闇への恐怖〉を詠唱した場合を考えてみる。

まず、戦闘処理時ではなく宣言に対して詠唱するという事は、〈詠唱妨害〉を意識していると考えられる。
しかし、〈詠唱妨害〉を打たれることだけ考えるなら、戦闘処理の同じテーブルでブロックを重ねて、他のスペルを続けて打てば良いだけである。

となると、考えられるのは、相手は攻撃宣言後、つまり戦闘処理時には新たなカードを手札に加えておきたいという事である。
つまり、相手のハンドを考える場合

①闇デッキも〈詠唱妨害〉を持っており、ドローでカードを引きたい
②〈命の対価〉などドロー系を握っている
③全てブラフで、こちらの〈詠唱妨害〉を使わしたいとなる。
また、〈闇への恐怖〉を使った後、魔力が2残るため〈氷結〉などもあり得る。

もちろんここから先どう対応するかは、デッキや手札、ライフなど色々関係してくるから、今考えても仕方ないが、実際の戦いではこれぐらいの思考がトップクラスの戦いである。
また、ここからさらに深く考えるなら、相手のライフがどれぐらいか?あえて〈悪意を撒く者〉で殴らせてライフを払わすなど、色々考えることができる。

ちなみに、色々考えたところで、負けるときは負けるのがクロユニである。